京都府 京都市 二年坂・三年坂

二年坂・三年坂

二年坂・三年坂(にねんざか・さんねんざか)は清水参拝道として作られたもので、坂と古い町並みが続いていく風情ある美しい道です。
情緒あふれる石畳の坂道は、レトロな土産物店が並ぶ京都東山観光のメインストリートになっています。
二年坂は大正初期に開通し、正式名称は二寧坂(にねいざか)です。
三年坂は清水寺への最古の参道としての歴史を持ち、正式名称は産寧坂(さんねいざか)です。

二年坂はなぜ二寧坂なのかは、産寧坂の下なので二寧坂で呼ぶようになったと言われたり、大同2年に整備されたからとか言われているようです。
二年坂から正法寺への石段を上り詰めると、八坂の塔を前に東山山麓と京の全景パノラマを見ることができます。

三年坂の産寧坂は清水寺の子安塔の安産信仰からです。
三年坂を登ると清水坂につながります。

この2つの坂には噂があり、二年坂で転ぶと2年以内に死に、三年坂で転ぶと3年で死ぬらしいです。
そのためか坂の下の方の土産店で厄よけの瓢箪が売られています。
清水寺のそばには埋葬地の鳥辺野があるためと、気を付けて坂を登ってという願いから、そのような言い伝えができたと思われます。

詳しくは、二年坂・三年坂で検索してね。